社交不安症

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社交不安症とは

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典型的には中学生頃から「会話が苦手になる」「人前での発表が苦痛になる」などの社交場面での困りごとを生じます。

社交場面の最中には、「相手に自分がどう見られているのか」と不安や恥ずかしさで頭がいっぱいになってしまいます。
あるいは、相手の表情を見ることを避ける、早口になる、会話の間を開けないようにする、早めに登校することによって教室に入室する際の同級生からの視線を浴びないようにするなどの対策を講じることで、自分の不安を下げようとする方もいます。
事前に一言一句暗記するまで何度もリハーサルをしてから会話や発表に臨もうとする方もいます。
社交場面が終わった後には「もっとこうするべきだった」と(反省ではなく)後悔を繰り返します。
こうした社交場面に対するご本人なりの対処方法は強い疲労感をもたらし、二次的に抑うつ症状を来すことがあります。

なお、当クリニックでは受付カウンターを高く設置することにより、待ち時間の間にできる限りスタッフと視線が合わないようにお待ちいただけるように配慮をしております。

社交不安症の治療と注意点

社交不安症には抗うつ薬を主体とした薬物療法が有効です。
また、社交不安症には認知行動療法の有効性も示されています。
当クリニックでは薬物療法を主軸としながら、治療者がこれまでに学び、実践してきた認知行動療法の工夫を必要に応じて取り入れながら治療を行います。
認知行動療法をご希望の方に、一定の条件を満たす場合には外部のカウンセリングオフィスをご紹介することもあります。

社交不安症は、中学生頃に発症するケースが多いですが、経過を長く見ていくと統合失調症の前段階の症状として社交不安が出現していたとわかる場合があります。
また社交不安が遷延することによりうつ病適応障害を合併することもあります。

院長
松岡 潤
医学博士/精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医
診療内容
精神科 心療内科
住所
〒116-0012
東京都荒川区東尾久2-45-12 sky court 1階
最寄駅
  • 日暮里・舎人ライナー
    (JR/東京メトロ『西日暮里駅』から1駅)
    『赤土小学校前駅』東口徒歩1分
  • 都電荒川線(東京さくらトラム)
    『熊野前駅』徒歩4分
  • 東京メトロ千代田線
    『町屋駅』3番出口徒歩14分
  • 京成本線
    『新三河島駅』徒歩14分
  • (田端・町屋・北千住方面から)都営バス(端44)
    『尾久本町通り』徒歩1分
受診にあたってのお知らせ
  • 当院は18歳以上70歳未満の自発的な治療意思のある方を対象としております。
  • 受診されるご本人様からのご予約を原則としております。
  • 診察室内への入室は、患者様ご本人のみの入室を原則としています。
  • 生活保護および労災は対象外となっております。
  • 裁判もしくは係争に準じる状態の場合には当院の体制上、患者様の支援を行うことが難しく、診療をお受けできません。
  • 当院ではコンサータの処方は行っておりません。
  • 依存症(アルコール、薬物、ゲーム、ギャンブルなど)、パーソナリティ障害、摂食障害、解離性障害、性別違和には対応しておりません。専門医療機関への受診をご検討ください。
  • 直接来院されてのご予約は受け付けておりません。理由は、予約時に当方からお伺いする内容が周囲の方に聞こえてしまう場合があるため予約者様御本人のプライバシーへの配慮が難しいということ、その内容が待合の患者様たちの病状に影響を与えてしまう可能性があるからということです。
・最終受付は午前は12:30、午後は18:00
: 14:30〜18:30(最終受付は17:00)
・予約可能時間は上記と異なります
・休診 : 月曜、木曜、日曜、祝日
・祝日の診療日は不定期です
・診療時間は変更になることがあります
・お電話による問い合わせは
 火・水・金曜:10:00〜13:00、15:00〜18:00
 土曜:10:00〜13:00、14:30〜17:00

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