強迫性障害

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強迫性障害とは

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次のような症状がある場合、強迫性障害(強迫症)が疑われます。

  • カギを閉めたはずなのに、何度も戸締まりの確認をしに戻ってきてしまう
  • 大切なものを入れ忘れていないかと感じて、なかなか郵便物を投函できない
  • 火事を起こすのではないかと怖くなり、ドライヤーが冷えるまでじっと観察をする
  • 誰かに怪我をさせていないかと何度も後ろを振り返ってしまう
  • 公共の椅子に背中を付けて座れない、そもそも座らない
  • 水しぶきや汚れが気になり、過度に拭いたり手洗いしたりしてしまう

強迫性障害とは、頭の中で何度も生じてしまう強迫観念と、これを打ち消すかのように繰り返される強迫行為との2つから成り立ちます。
「こんなことをしていても無駄だ」と不合理感を抱いていたとしても何度も強迫行為を繰り返してしまうことが特徴です。

強迫性障害の治療と注意点

他の不安症(社交不安症パニック症)と同様に強迫性障害の治療にも抗うつ薬が有効です。
一般外来では、抗うつ薬の内服を継続しながら、日常生活の変化を確認していきます。
また、どの強迫行為を抑えるかを話し合ったり、自分の周囲の人達がどのように振る舞っているのかを観察し、彼らを真似て自分の行動をほんの少し勇気を出して変えたりすることを繰り返していきます。
外出をすること自体にものすごく苦労することが多い中で、クリニックでの治療に向かおうという姿勢はすでに「良くなりたい」という気持ちを発揮している証です。

症状が改善するにつれて、これまでに気がついていなかった強迫症状に気がつく方も多くいます。
統合失調症の前駆症状として強迫症状が出る方もいますので、定期的に受診することを推奨します。

院長
松岡 潤
医学博士/精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医
診療内容
精神科 心療内科
住所
〒116-0012
東京都荒川区東尾久2-45-12 sky court 1階
最寄駅
  • 日暮里・舎人ライナー
    (JR/東京メトロ『西日暮里駅』から1駅)
    『赤土小学校前駅』東口徒歩1分
  • 都電荒川線(東京さくらトラム)
    『熊野前駅』徒歩4分
  • 東京メトロ千代田線
    『町屋駅』3番出口徒歩14分
  • 京成本線
    『新三河島駅』徒歩14分
  • (田端・町屋・北千住方面から)都営バス(端44)
    『尾久本町通り』徒歩1分
受診にあたってのお知らせ
  • 当院は18歳以上70歳未満の自発的な治療意思のある方を対象としております。
  • 受診されるご本人様からのご予約を原則としております。
  • 診察室内への入室は、患者様ご本人のみの入室を原則としています。
  • 生活保護および労災は対象外となっております。
  • 裁判もしくは係争に準じる状態の場合には当院の体制上、患者様の支援を行うことが難しく、診療をお受けできません。
  • 当院ではコンサータの処方は行っておりません。
  • 依存症(アルコール、薬物、ゲーム、ギャンブルなど)、パーソナリティ障害、摂食障害、解離性障害、性別違和には対応しておりません。専門医療機関への受診をご検討ください。
  • 直接来院されてのご予約は受け付けておりません。理由は、予約時に当方からお伺いする内容が周囲の方に聞こえてしまう場合があるため予約者様御本人のプライバシーへの配慮が難しいということ、その内容が待合の患者様たちの病状に影響を与えてしまう可能性があるからということです。
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: 14:30〜18:30(最終受付は17:00)
・予約可能時間は上記と異なります
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